医者はあまり好きではないが・・・

年末にいろいろ医者に行った。

普段はあまり医者には行かない。自然治癒力というよりは、面倒くさい、お金がない、医者が嫌いというのもあるが・・・。

目があまり見えなくなった。膝が痛くて歩けなくなった。腰が痛くてモノが持てなくなった。去年大腸のポリープをとったが、また、便が細くなってきた。

などの症状があったので、思い切って整骨院に行った。なかなか気持ちのよいもので、いろんなことしてくれて、快感というか、生まれて初めて、電気を身体に当てたり、いろんなマッサージなどしてくれて、二ヶ月ほどでほぼ完治した。

毎回1,500円という安価な治療なんだが、引き続き来てくださいといわれていたが、治ったので行かないことにした。これでラーメン2杯は食べれるから・・・。

腰が治って、膝も元気になりどんどん歩けるようになったら、目も見えるようになってきた。そして、大腸の内視鏡検査は、運良く異常なしということで、それを聞いた瞬間、便も太くなった。

そんなわけで、病気からは少し開放されたようだが、もっと大きな「金欠病」が待っていた。去年までは、普通に働いていて、去年の春に定年退職。退職金をもらって、それで家のローンの残りの半分を払い、なんとか、月10万円ほどを後5年払っていけばなんとかなりそう・・・。

というところで、嘱託としての雇用の賃金をもらうことになり、そこから生活費を引いたら、3万円ほどの小遣いがある予定だったが、ななな、なんと、税金が去年の収入によってきまるようで、生活費とローンを引いた手取りが、マイナスということに最近やっと気づいた。

まあ、のんきではあるが、退職金の残りが少しあったので気が大きくなっていたが、よーくみたら、預金が毎月10万円ずつ減っていることに気づいた。

さ、大変、これでビールは飲めない、ラーメンは食べれない、写真を撮りに遠くにもいけない・・・。

そんなわけで、本日、日本橋の中古のカメラ屋さんに古いカメラを持っていったら、28,000円で売れた。嬉しい・・。

これで暫くは贅沢ができるぞって後先考えずに喜んだ。

で、残ったカメラはコレ一台。カメラが一つになると、大きなメリットがあることに気づいた。「迷わない」こと。そして「自分が動くこと」。そして「開き直れる」ことである。

最後に残ったカメラは、コンパクトカメラで単焦点の使いづらいカメラであるが、これしかないということであれば、これで一緒に生きていかねばならないようで、ちょっとさびしいが、逆にしっかりとした覚悟などができたようで、なんとなく先が明るくなったような一日であった。

最近、久しぶりに訪れた「川」が、私の新たに鉱脈になりつつあるので、しばらくここで、このカメラとともにダラダラ生きていこうと思う。

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