記憶の枚数

長い通勤時間の中、ふとひらめいた。

今、生きている私と、次の瞬間の私とは 同じ?? 違う??

もしかしたら、次の瞬間には次の瞬間という記憶を持った私'が居て、その次の瞬間にはその次の瞬間という記憶を持った私''がいる。

たまたま、今の私が、今の私の記憶を「意識」しているから、「今の私」と認識しているが、今の私は、今でしかなく、次の瞬間の私'は私'でしかない。

その私'を私が意識さえしなければ、次の瞬間の私'には飛ばず、もしかしたら、別の瞬間の私'''に飛ぶのか、あるいは、他人' に意識を移行して飛んでいくことも可能なのかもしれない。

金太郎飴のように、その断面にたくさんの顔があるように、記憶の数も、限りない断面の数だけあるような気がする。そして、その飴は一本のつながった飴ではなく、無限に広がる飴なのかもしれない。

そんなわけで、今の、つまらない私から抜け出そうとするならば、ちょっと気合を入れて、記憶の飴を飛び越えて行けばいいのである。

その方法は、まずは「寝る」ことかな・・・。ということで、ビールも飲んだことだし、もう寝ることにする。

目が覚めた時の、私は、私'ではなく、ネコかもしれないが、まずは、お楽しみに・・

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