水色
みずいろって、何色なんだろう・・・
白い色は、それが白いわけではなく、赤・燈・黄、、、などすべての色を反射してしまうから、結局「白く」(白いというふうに記憶されている色に)見えるらしい。
じゃ、黒は・・ 何も反射されずにすべて吸収されるから「黒く」見えるらしい。でも、この世の中、そんな黒は無いと思う。闇夜のカラスも見えてしまう。
本当の黒ってのは、ブラックホールのようなすべてを飲み込んでしまうな色だと思うから、たぶん見た瞬間に、自分も飲み込まれてしまうのかなぁぁぁ。
じゃ「青」は・・・、私達が「青い」と思い込んでいる色に近い光線だけを反射した時に「青く」見えるらしい。人によっては、それを水色といったり、紺と言ったり、藍色いったり、「きれい」って言ったりするようだ。
つまり、反射した光を見て、色を語っているだけで、その反射された「物体」が持っている色について言っているわけではないようだ。
難しいことを書くのは難しいし、疲れるので、これくらいで適当にごまかして、、、、
だから、私は水が好きだ。
水は、いろいろ反射する。そして反射した色を見ながら写真を撮っている。でも、たまに、ふと、「みずいろ」って本当はどんな色なんだろうって思うことがある。
きっと、何も反射しない、真っ暗な中でなら本当の「みずいろ」が存在するかもしれないが、それを見るために「光」を当てた瞬間に、その反射した光を色と思ってしまうので、やはり難しいようだ。
そんなわけで、きっと、好きになった女性の心の中が何色か見えないように、渓流を流れていく「水」の色も、一生わからないまま写真を撮って終えるのかもしれない。それも、なかなか風流かなぁって思っている。